【サクッとまとめます】
☑ 効果を実感できたのは求人サイト利用。
☑ 中途採用厳しかった理由は「求職者の質⁈」
☑ 自社の状況を分析。最適なアピールを。
人材不足が続く中途採用の現場。
求人サイトなどへの求人広告費は増加傾向にあり、積極的に人材確保の動きがあるにも関わらず、実際にはなかなか採用に至らない…その原因は何でしょうか。
株式会社マイナビが実施した「中途採用状況調査(2028年1月調査)をもとに、中途採用の現場をみてみます。
2017年に中途社員を募集する際に利用した手法の中で、実際に効果があった手法は「求人サイト」が53.0%で最も多く、続いて「ハローワーク」43.8%、「人材紹介」38.8%、TOP3は2016年同様の結果でした。
年間を通して計画的な採用活動ができる大企業に比べ、中小企業の採用活動には、人的リソースやコスト面での負担が大きく、思うような採用活動ができていない現状があります。
2017年の中途採用活動の印象は「前年(2016年)並みに厳しかった」と回答した企業は53.5%と過半数を占め、「前年(2016年)より厳しかった」と回答した32.0%と合わせると、採用活動の厳しかった計は全体の85.5%に。
業種別では「IT・通信・インターネット」が他業種に比べ「厳しかった計」88.3%と非常に高く、続いて「製造・メーカー」87.2%、「サービス・レジャー」83%、「流通・小売・フード」82.7%…と、いずれも厳しい状況がうかがえます。
この「厳しかった理由」についての回答で、群を抜いて高かったのが「求職者の質が低かった」がありました。
企業と求職者のマッチングがうまくいかず、必要な適性を持った人材にきちんとアピールできていないことも原因の一つとしてあげられます。
もちろん単にハイスペックな人材を獲得すれば成功というわけではありません。
業種や募集職種、地域性いった自社の状況を分析したうえで、求職者へのアピール方法を考える必要があります。
中でも、自社の採用サイトで既存社員のインタビュー記事を掲載するのは効果的です。
社内環境や文化、入社後に関わる人間関係、仕事内容など、既存社員の声として掲載することで、内容に理解・共感を持った求職者が応募する確率が高まります。
自社の採用サイトに社員インタビューを掲載していないのなら、この機会に作ってみてはいかがですか?
求人サイトに掲載する際は、採用サイトと連携するなど、広く自社を認知させる仕組みを利用する手もありますね。
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